2005年

この年の空気

ちょっと想像してほしい。折りたたみ・メール・着メロ…流行りは来るけど、結局は通話が軸。それでもみんな、番号を覚えて、メモ帳に書いて、交換してた。電話って、外でできるだけで事件みたいな時代だった。…っていう空気を押さえると、この時代の端末の見え方が変わる。

一番しっくりくる言い方は、ツーカーは派手に勝負しなかったぶん、生活に溶け込むのが早かった。折りたたみ・メール・着メロ…流行りは来るけど、結局は通話が軸。端末は高いし、電池は持たないし、圏外も普通にある。…っていう空気を押さえると、この時代の端末の見え方が変わる。

ここ、地味に大事で、店頭の空気、パンフの言い回し、着信ランプの点滅まで全部“体験”だった。それでもみんな、番号を覚えて、メモ帳に書いて、交換してた。携帯は“あると便利”じゃなくて、“持ってるだけでちょっと特別”だった。だからこそ、記憶の中では派手じゃないのに、妙に残る。

ツーカーの話って、実は、携帯は“あると便利”じゃなくて、“持ってるだけでちょっと特別”だった。店頭の空気、パンフの言い回し、着信ランプの点滅まで全部“体験”だった。『分かりやすい』『安い』『ちゃんとつながる』を、淡々とやってた。…っていう空気を押さえると、この時代の端末の見え方が変わる。

いきなり結論から言うと、電話って、外でできるだけで事件みたいな時代だった。ツーカーは派手に勝負しなかったぶん、生活に溶け込むのが早かった。端末は高いし、電池は持たないし、圏外も普通にある。この“ちょうど良さ”が、ツーカーの強みだったと思う。

※断定する項目は出典を付ける。後で月単位へ分解する。

本サイトは個人による非公式ファンサイト／アーカイブです。株式会社KDDIおよび関係各社とは無関係です。「TU-KA」「ツーカー」等の名称・商標は各権利者に帰属します。画像・ロゴ等は権利に配慮し、出典リンクを添えて掲載します。